神前式の流れについて
2017年08月24日 12時44分
神前式の流れについて神前式には、通常の結婚式とは違った独特の所作が数多く存在します。当然初めてのことなのでよくわからないという方が多いのではないかと思いますが、その流れは斎主さんや巫女さんが前もって説明してくれるはずです。また、式の最中にも次やることを指示してくれるため安心です。ここでは、おおまかな神前式の流れについて見ていきましょう。
まずは、参進の儀(さんしんのぎ)と呼ばれる花嫁行列が斎主と巫女に先導されて本殿まで進むといった所作から始まり、新郎新婦、仲人、両親や親族が入場していきます。次の修祓の儀(しゅうばつのぎ)では、全員が起立して礼拝を行います。続いての祝詞奏上(のりとそうじょう)では、斎主がお二人の結婚を神前に報告します。
その後は、三三九度の盃を交わす誓盃の儀(せいはいのぎ)です。新郎新婦が大中小3つの盃で御神酒を頂きます。そして、神楽奉納(かぐらほうのう)と呼ばれる巫女さんが舞を奉納する儀式が行われ、新郎新婦が神前で誓詞を読み上げる誓詞奏上(せいしそうじょう)へと続きます。
続いての玉串奉奠(たまぐしほうてん)では、新郎新婦が玉串を神前に捧げて二拝二拍手一礼を行います。そして指輪の交換、親族杯の儀(しんぞくはいのぎ)、斎主のあいさつを経て退場となります。
以上が一般的な神前式の流れになるのですが、場所によっては省かれるポイントがあったり、逆に追加で何かを行うこともあるのではないかと思います。しかし基本的には上記の流れで行われることが多いですので、和婚を挙げたいという方は参考にしてくださいませ。